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2016年11月11日

二者択一で考えてない?常に探すべき「第三の選択肢」

二者択一

ものごとの答えを出す時に、常に“白”か“黒”の二者択一で選んでいる人がいます。逃げるか、戦うか。相手が提案する方法で行なうか、自分が考えた方法で行なうか、などなど。しかしほとんどのケースには実は第三の選択肢があります。相手の方法でも、自分の方法でもない、もっと良い方法。お互いが考えもつかなかった方法があります。第三の選択肢は、対立を解決するだけでなく、対立を乗り越えるような、素晴らしい方法であることが往々にしてあり得るのです。

二者択一とは何か?

すべてにおいて二者択一思考で考える人は、“協力”という言葉などは眼中になく、常に競争することしか見えてない場合が多くあります。常に「自分対何か」の視点でものごとを見る傾向があります。この考え方に深くハマると、「ノー」か「イエス」のふたつの選択肢しか見えなくなり、時に間違った結果に陥ってしまいがちです。わかりやすく例えると、青か黄色しか見えずに、中間の緑色は見えない感じ。二者択一思考の人は、ありか、なしかだけで深く考えずに判断し、すぐに答えを出そうとします。しかし第3の選択肢には思いもよらぬ解決法が潜んでいることもあります。二者択一を迫られた時、本当にそのどちらかしか答えはないのか?間を取れる方法はないのか?迷っている時ほど、すぐには決断せずに考えてみるような癖をつけましょう。

自分と相手の提案に第三の選択を活かす

特に第三の選択を選ぶべきシーンは、自分と他の人の意見が食い違ったときです。たとえば仕事の進め方で意見が食い違ったとき、自分はAで相手がBを選んだ場合、どちらかの方法を選ぶのではなく、双方の選択肢を合わせて、さらに良い方法を編み出します。これが第三の選択肢です。二者択一の場合、どちらを選んでも1にしかなり得ませんが、二者の提案を合わせてうまく昇華することで、1+1が10になり、1000にもなります。ひとつの方法をひとりで実践するのではなく、お互いに先入観を捨てて、尊重しあい、力を合わせることで、ひとりでは解決できないような困難な問題にも立ち向かえます。どちらかが妥協をしたり、譲歩するのではなく、どちらかを批判したり、攻撃したりするのではなく、ふたりとも勝つ方法を選べば望んでいた結果よりはるかに良い結果が得られるはずです。これこそがシナジーと呼ばれる、最も有意義な第三の選択肢なのです。

第三の選択肢「シナジー」を生み出す4つのステップ

では、自分と相手、ふたつの意見の中で、よりベストな第三の選択肢を生み出すための取り組み方を見てみましょう。

①まずは、「お互いに考えたことのないような解決策を探してみる」こと。常識にとらわれる必要はありません。あくまでも、さまざまなアイデアを出す思考実験としてありとあらゆる方向から考えてみましょう。

②つぎに、相手の考える「より良い結果」はどのようなものかを聞きます。その結果を得るためには、なにをすべきかを明確に思い描き、お互いがこだわっている箇所を確認し、両方が満足できるような結果の“基準”となるものを決めます。

③“基準”が決まったら、それを満たすための解決策として挙げられるものを試していきます。プロトタイプを作ったり、新しい枠組みをブレーンストーミングしてみたり、あるいはまったく逆の視点から考えてみたり。ここではまだ二者のアイデアの良し悪しの判断は控えます。ここで大事なのは、①で出し合った「考えたこともないような解決策」を試してみる。当たり前の施策だけをしていては、シナジーは生まれません。

④いろいろと試しているうちに、目標に近づくような空気ができてきたら、シナジーに到達した証拠。もうお互いの躊躇や対立はきれいになくなります。お互いに出し合った施策を試しているなかで、新たな創造力が湧き上がったときこそ、間違いなく第三の選択肢が生まれた瞬間です。このステップで進んでいけば、第3の案が生まれた瞬間はすぐにわかるでしょう。

第三の選択肢が活躍する場面とは?

では第三の選択肢は具体的にどのような場面で活躍するのでしょうか?まず、家庭や、職場、学校など、人間同士の交流があるところならどこでも使えます。特に対立の場面が頻繁に起こりうる職場では、第3の案を探す姿勢が求められます。問題解決と意思決定においてはとくに重要です。それらを任される人材、つまりリーダーシップをとるべき人材は第三の選択肢を探すエキスパートでなければいけません。特に、クリエイティブな仕事をしているチームなどには欠かせないスキルなのです。

まとめ

人生は、年齢を重ねるごとに小さくなっていくのではなく、年齢を重ねるごとに広がり、刺激的であるべきです。そのためにも、厳しい問題にぶち当たった時は、さまざまな方向からものごとを判断する必要があります。二者択一からのシナジーを持った第三の選択肢を生み出せれば、より有意義な人生を送れるでしょう。

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