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ライフステージに合わせた不労所得:60代編

2016年12月12日

夕日と老人

少し前までは定年まで働いていれば企業年金、厚生年金などで老後の生活というのは比較的安泰なものでした。しかし年金制度が崩壊しつつある現在、自分で老後資金を考えなければならない時代となっています。栄養状態や医療の進歩により現代の60代というのは非常に若く、まだまだ働ける年齢ともいえます。しかし、いつまでも働けるというわけではありません。60代というのは不労所得を作るチャンスとしてはほぼ最後に近い年齢と言えるでしょう。慎重に情報を集めながら、不労所得を作ることをおすすめしたい年代です。

始めるなら、早い方が良い

60代編と銘打ちましたが、現代の若い人の中にはすでに老後の不安を抱えている人も多いかと思います。現代の30代にとって、30年後の年金制度がどういう形になっているのかはちょっと想像の付かないものがあるかと思います。そういう意味では、若いうちに数十年後の不労所得の仕組みを作っておく事が非常に重要となるかと思います。

保険会社の商品には意外な掘り出し物が

会社勤めなどの人は、保険の外交員の人に営業を掛けられることも多いかと思います。
保険に関しては、一般の会社の物は掛け金が高い分保証が充実しているもの。
反面、共済保険など、それなりに保証もありつつ掛け金が格安なものもあります。
そのどちらを選ぶかは個人の判断です。ここで紹介したいのは、一般の保険会社の商品の貯蓄型、あるいは年金型のものです。通常の保険のように毎月一定額を保険金として支払うと、満期時には銀行などの利率とは比べられないほどの大きな利率の付くものがあります。
その他、保険会社の個人年金もまた頼りになる商品です。しかし外交員は取れた契約の『数』と同時に『質』によって会社からの評価が決まります。これらの商品はあまり自分の評価につながるものではないため、自分から進んでおすすめする人は少ないでしょう。各保険会社の貯蓄型・年金型商品について自分で調べてみる事をおすすめします。

60代からの不労所得づくり―準備編

しかし、すでに60代になっているという人にとっては今から個人年金を作るという事は難しいと言えるでしょう。この年代は若いうちは上の世代がわりといい額の年金をもらっているのを見て安心し、いざ自分たちの番となると削られるというかなりそんな年代と言えるでしょう。しかし、嘆いていても始まりません。どうしたら不労所得が入ってくるか、いくらくらいの不労所得が必要なのかをまず算出する事が必要です。まず自分や配偶者の年齢と、現在の資産を計算します。
その上で平均年齢までの歳月と毎月にかかる生活費を算出し、足りない分を割り出しましょう。月ごとの生活費に関してはさまざまな情報があふれていますが、地方によって違います。キチンと家計簿をつけ、毎月の支出がどれくらいなのかを自分で把握する事が大切となることを強調しておきたいと思います。こういう、自己管理の力が、老後の生活を左右するものと言えるでしょう。

60代からの不労所得づくり―不動産編

この年代で最も多いのが不動産での不労所得です。アパート、マンションの他、土地だけでも貸し出すだけで収入が得られます。6部屋のアパートを一棟もっていたとして、一部屋6万円で貸し出したとします。満室の場合で毎月36万円の不労所得が入るものです。
(もちろん、空室になる場合もありますし、維持費などの諸経費も掛かります。この数字はそのままの収入ではなく概算です)
貯金や退職金の運用としては非常に有効と言えるでしょう。しかし不動産で気を付けたいのが、場所です。できる限り、都心の近くで選ぶ事が大切です。安いからと言って、地方の小さな町―しかも駅から遠い場所にアパートを作ってもなかなか借り手は見つからず、建設費の回収はおろか、毎月の維持費や税金だけがかかってしまっては意味がありません。
不動産でちょっと怖いお話を。土地を持っていると、それだけでアパート運営の営業員が来たりするものです。言葉巧みにアパート建設を進めてきたりもします。しかし、それに乗せられて建てたアパートの立地が悪く、結局赤字になってしまう―などという例もよく耳にします。不動産での不労所得の場合は、立地に関して慎重になってなりすぎる事はありません。

売れる不動産、売れない不動産の違いは?

では、不動産の売れ行きの違いとは何でしょうか?
すでに述べましたが、何よりも都心に近いという事です。
東京が理想ですが、そうでなくても

・近くに大学がある
・地方とはいえ県庁所在地に近く、経済活動が活発な土地柄である
・駅が近い
・都心へのアクセスが良い

などの条件でしたら、売れる不動産という事が予想されます。
逆に

・国道など車通りの激しい道路沿い(騒音がひどく、住民が居つかない場合がほとんどです)
・駅は近いが、線路沿い(同様に騒音に悩まされます)
・近隣に大きな産業がなく、人の出入りの少ない場所

などですと、売れない不動産と言い切ってよいでしょう。
繰り返し強調しますが、不動産での不労所得は立地にかかっているという事を肝に銘じておいてください。
上手に選べば、かなりの不労所得が期待できます。

不動産で不労所得を作るために必要な力

今まで述べた以外で、不動産による不労所得に駐車場というものもあります。
これもまた、立地命と言って良いでしょう。できれば、安く買って高く売りたいもの。
そこで必要なのが世の中の動きをしっかりキャッチする力です。例えば関東でも辺境の地と言われていた茨城県では、数年前にできたつくばエキスプレスの開通により、その沿線の土地代は一気に高騰しました。同様に、今まであまり注目を集めることの少なかった群馬県の富岡製糸場は世界遺産となったとたんに観光客が集まりだしました。
どちらの例も、駐車場の需要が一気に高まる例です。また、観光客が集まる場所ならば、駐車場スペースに飲み物の自動販売機を設置する事でもかなりの副収入が見込めます。
これらの土地を、話題になる前から確保しておけば・・・どうですか?前出の安く買って高く売ることが可能になりますよね?新しい沿線計画や今後伸びそうな観光地などの情報を普段からキャッチしておく事もまた、不動産での不労所得のカギと言えるでしょう。

60代からの不労所得―金融商品編

株式投資やFXなどの不労所得も考えられます。
これらは、ハイリスク・ハイリターンであり、常に金融情報を考えなければならない厳しいものです。情報を集めて分析する、損切りを恐れないなどの覚悟が必要と言えるでしょう。
株式投資に関しては、ご存じの方も多いかと思います。しかし、FXについては名前だけは聞いたことがあるけれど…という方も多いのではないでしょうか。FXは簡単に言ってしまえば、特定の国の外貨に投資するという事です。例えばアメリカドルを日本円で買い取って、ドルの価値が上がるのを待ちます。ドルの価値が上がった時点で売ればその差額が利益となるというシステムです。しかし、老後資産としての不労所得としては定期収入が欲しい所。
FXにかんしては、お金に余裕のある人のマネーゲームだと知っておいた方が良いでしょう。
そういう意味では、株も同様です。これらの不労所得を否定はしませんが、老後は毎月一定額の不労所得が入るシステムを目指したいところです。

なぜ定期収入なのか

すでに年金を受給している人はご存じかと思いますが、年金というのは2カ月ごとの支給となっています。しかし、通常の生活費の計画というのは1カ月ごとに立てる場合がほとんどでしょう。光熱費などの固定費も月ごとの支払いになっています。そう考えると、やはり毎月一定額の収入が見込める不労所得を作ってゆきたいところです。通常ですと不労所得の作り方の順序としては株式投資→不動産といった順序が理想ですが、60代以降の場合はすぐに不動産に入ってしまう方が良いかと思います。できればそれまでに資金を作るなどの準備をしておきたいところです。

まとめ

自己責任という言葉が重みを増してくる現代。老後の生活資金も自分でしっかりと情報を集め、信頼できる情報を見極める力が求められます。今ある資産を上手に活用して、ゆとりある老後を過ごせるようにして欲しいと思っています。