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ビジネスの成功に「逆算思考」が欠かせない理由

2016年10月15日

ものごとに取り組む際の思考方法には「逆算思考」と「積み上げ思考」の2つが存在すると言われています。この2つはタイプが違うだけで、どちらが正しいということはありません。しかし、とりわけビジネスにおいては「逆算思考」の方がよいとされています。「逆算思考」と「積み上げ思考」、それぞれのタイプの違いや、メリット、デメリットなどから、ビジネスの成功に「逆算思考」が欠かせない理由を探ってみましょう。

逆算思考(ぎゃくさんしこう)とは?

「逆算思考」は、別名「ゴール思考」と呼ばれます。あらかじめ定めたゴールから逆算して、今やるべきことを計算した行動計画をたてる思考のことを指します。
たとえば、「来月の予定には長期海外出張が入っている。今月中に来月分の仕事まで終わらせる」とか、「毎週、月・水・金は外出アポイントメントが多いから、火曜日と木曜日に事務作業をこなそう」という考え方。もっと細かいと「午後は部長や課長につかまることが多い。午前中のうちに重要なメールの返信は終わらせておく」などなど。
目の前の仕事からこなすのではなく、未来の予定から逆算したスケジュールに沿って行動するイメージと言えるでしょう。

積上思考(つみあげしこう)とは?

「積上思考」とは、普段無意識で行なっている思考方法を指します。基本的に人間の思考は「現在」を基準に考える傾向があります。ビジネスでたとえると「今日は天気が崩れそうだから営業周りはやめておこう」とか、「今日の仕事はがなくなったから、請求書整理をしよう」とか、その場の状況に応じた仕事に対応する思考のことを指します。今できることを一所懸命取り組み、結果を出すことに集中するスタイルと言えます。

「逆算思考」「積上思考」それぞれのデメリットとは?

次にそれぞれの思考方法のデメリットを見てみましょう。まず「逆算思考」のデメリットは、予定していた行動を後回しにする、サボってしまった場合の立て直しを考える必要があるなど、予定外の事態に対応しづらいということ。スケジュールをぎっちり組んでいると、急な仕事の依頼や体調不良の際に立て直しが効かなくなり、自身の首を絞めること繋がりかねません。スケジュールは少し余裕をもって組むようにしておきましょう。
また、「積上思考」のデメリットは計画的な飛躍が難しいところ。ゴールに向けた、多大な努力を意識しないぶん、想定どおりの範囲での成功しか望めません。「大きく成長したい!」「出世したい!」という人は、やはりゴールをきちんと定めて努力する「逆算思考」で仕事に取り組む方がよいでしょう。

ビジネスにおいては「逆算思考」が重要

ビジネスにおいて達成したい目標があるなら、「逆算思考」であることをおすすめします。たとえば資格試験がある場合、積上思考は「今日は気分が乗らないから明日一気に2日分やろう」なんてことに。言い方は悪いですが、その日暮らしになって、結局計画が十分に終わらないまま試験に臨む、なんてことになりかねません。仕事で苦手なことや面倒くさいことを後回しにした結果、仕事の進捗が滞ってしまい大変なことになった、なんて経験はありませんか?逆算思考なら「9月に試験があるから7月までには参考書をすべて終わらせて、8月に過去問題集を解いて備えたい。だから6月と7月は参考書を1日3ページ終わらせるようにする」と考えられますよね。同じように、仕事は納期や売上目標などの達成(ゴール)を目指しているわけですから、「逆算思考」の方がビジネス向きと言えるでしょう。

「積上思考」で取り組んだほうが良いケースもある?

現代のような不景気かつ、情報社会においては、「積み上げ思考」の方が活きることもあります。特に、まだ設立したばかりの企業や、臨機応変な対応を求められるベンチャー企業などの場合、外的な要因どころか、社内状況の急な変化など内的な要因で仕事内容や方針自体がコロコロと変わります。その場合、3ヵ月後の予定はおろか、1ヵ月後、下手をすれば3日後の予定すら変わる可能性だってありえます。そんな時に、いつでも柔軟に対応できる「積上思考」で進めておくと、予定外の出来事にもスムーズに対応できます。「積み上げ思考は」このような臨機応変な状況に対応するには非常に適している思考方法です。

まとめ

結論として、ビジネスにおいての大きな成功に「逆算思考」は欠かせませんが、場合によっては「積上思考」を織り交ぜるのが一番賢いと言えます。自分の性格や能力に合わせて、思考を切り替えることも重要です。普段から物事を後回しにしがち、という場合は特に、普段から「逆算思考」でのスケジュール組みを意識しましょう。